アットホームなライブコンサート
前日の夜から大雪の降った2月11日の建国の日(昔は紀元節といいました)。一ノ関の地主町にあるECCジュニアスクールでおこなわれた、アットホームなライブコンサートに行ってきました。今回も主催は金森さん一家になります。13時半、会場に到着。小さな会場はいつものようにゆる~く、まったりしたいい感じに満たされています。これもひとえに金森さんご夫妻の人徳によるもの。来演者も来場者も、みなさん金森さんの人徳とこのまったり感に酔わせてもらうためにお越しになったのだろう・・・と、勝手に想像してしまいます。今日も今日とて、晴(はる)くんが大騒ぎで動き回り、風音(かざね)ちゃんがいい感じで「反抗期」を演じてくれています。さあ、ほんじつのコンサートも期待大です!!
トップバッターはハムうたさん。山形出身のハムうたさんのライブは、ウルフルズの「バンザーイ~好きで良かった~」からスタートです。「君に会えてよかった~・・・」と続くこのフレーズ、こちらもハムうたさんと会えてよかった♪・・・と、いい感じでライブが始まりました。
青年らしいさわやかな歌声で来場された皆さんの心をグッとつかんだハムうたさん。Back number の「アイラブユー」 グッときました。素晴らしい!!
Sparkleも良かった。 優しい歌声に皆さんが聞きほれていました。これからもリハビリのお仕事とともに、この歌声でたくさんの人々を癒していってもらいたいと想います。
本日も伝説のパティシエ「かつじくん」が、特製チョコレートケーキを届けてくれました。手の込んだ深い味わい。上品な甘さがクセになりそうです。いつもいつもごちそう様です!!
来場者もお互いに顔なじみ。幕間には会話も弾みます。
あれ、あれっ! もうライブ始まっているよ・・・・! それでも晴くんは、一心不乱に「猛勉強中」です。
さあ、いよいよファミリーでのライブの始まり!!『 まわるまわるよ しあわせのサイクル~♪ 』 おかあさんが歌う優しい歌声に合わせて、風音ちゃんと晴くんがリズムを奏でます。待ってました。来場されたほとんどの方が、このゆる~いふんわり感を待っていたはず。今日も絶好調です!!
これほどピアニカの似合う曲もほかにはありません。
『♪~一番つらいのは朝起きること~♪ あれこれ言い訳を考えている~♪ がんばれ あと少し 君ならできるよ♪~ 』 お母さんの優しい声で歌われる ハンバート ハンバートの「小さな声」に、まったりと本当に心が癒されます。
『 ~♪~きょうも新しいページ めくっているけど♪~』 お母さんの歌声に 風音ちゃんのカホンと、晴くんのタンバリン、そして金森さんが奏でるリズムギターの音色が寄り添っていきます。ほんわか、まったり~ いい感じの雰囲気で会場全体を包み込んでいただきました。
いつもおいしいコーヒーや飲み物をご用意いただき、コンサートの開催に多大なご尽力をいただいている金森さんご一家には、いつもながら頭の下がる思いです。本日も、ご家族の温かさが伝わるいいミニコンサートでした。
ナチュラリズムの演奏後、ゆるいまったり感が漂う中、放心状態の来場者のみなさん・・・。次の演奏者はどんな人だろう・・・
と、・・・皆さんが期待するなかで登場してきたのが、盛岡からやってこられた”まこたろう虫さん”。『えっ、まこたろう虫って、なにっ!』と、来場者みなさんが不思議な顔をされています。聞けば、まこたろう虫さん、子供の頃たいへんな癇癪持ちだったとのこと。そのため気付け薬としてご両親が飲ませてくれたのが「孫太郎虫」という日本古来の漢方薬(和漢方というらしい)。これはヘビトンボの幼虫を乾燥させたものなのだそうで昔から小児の癇にたいそう効いたそうなのです。実は今でも発売されています。(詳しくお知りになりたい方は中屋彦十郎薬舗株式会社のホームページをどうぞwww.kanpoyaku-nakaya.com) そこで、ライブ活動を始めるに際して、ステージネームを考えた時にご自身の「まこ」さんという名前と、以前お世話になった「孫太郎虫」とをかけて、よしっ!「まこたろう虫」にしよう、となったということ。(えっ、なんでそうなっちゃうの・・・という気もしますが・・・、)それだけ子供の頃の「孫太郎虫」のインパクトが強かったのでしょう。
さあ、そのまこたろう虫さんのスタートの曲は、軽快にちびまる子ちゃんの「踊るぽんぽこりん」で始まりました。
まこたろう虫さんはついこの間まで学生さん、いまはスクールカウンセラーの仕事で岩手県北の各地を飛び回っていらっしゃるとの事。
『~♪あなたがくれた宝物~♪それは いつも前を向いて笑う勇気♪~』
キーボードの弾き語りでの優しい歌唱がつづきます。ジュンさん作曲 歌 まこたろう虫の「勇気」 『~♪~勇気をください あなたに想いを告げるそのために~♪』
そして最後は「生きてるだけで 今日もハナマル」で締めくくってくれました。悲しいことも 『♪~苦しいことも たくさんあるさ こんな世の中~♪』
歌われる歌詞の中に、今現在のまこたろう虫さんの仕事や生活全般に対する切実な思いが感じられます。 ハイテンポでポップな歌声でありながら、透明感のある切ない歌唱に、会場の皆さんはどんどんひきつけられていきました。 まこたろう虫さん、いろいろ大変なこともあると思いますが、お仕事もライブ活動も是非とも頑張ってください。陰ながら応援させていただきます。遠方からほんとうにありがとうございました。素敵なミニライブでした。
ピ~~ス!!(晴くん 絶好調の笑顔です)
次に登場の「ふたりグミ」のおふたりから、ただならぬ緊張感がふつふつと感じられる舞台上からの実況中継。客席を眺めてみました。
ふたりグミさんの『ふ~~~っ(緊張する~)!!!』といった雰囲気が、会場いっぱいに漂う幕間の一コマ。‟ただならぬ”ながらも適度な緊張感が、いい感じで次の舞台への期待感をより一層高めてくれます。
あれあれあれっ、・・・
ステージ上の緊張感とは全く正反対に、リラックス・・・唯我独尊(ゆいがどくそん) わが道を行く風音ちゃん このギャップも金森ファミリー主催のライブの魅力の一つです!
ステージ上の緊張感、どこ吹く風 と、おとうさんは一生懸命に働くのでした。
ステージ上の緊張感、どこ吹く風 といった雰囲気で、晴くんとおかあさんは何やら打ち合わせ中?
さあ、いよいよ本日最後のステージ、ふたりグミさんの登場です! おふたりのライブ前の緊張感はバリバリ会場中に充ち溢れました。嫌がおうにも期待大です!! ご結婚して水沢にお住いのお二人。夫婦デュオとしてはなんと本日がはじめてのステージとの事。ますます期待は高まります。まずはじめに披露してくれたのが「ひだまりの詩」でした。
哀愁あるアルペジオにつづいて、聞こえてきたのは透き通るやさしい歌声。『会えなくなってどれくらいたつのでしょう~♪』今井美樹に似た‟彼女”の歌声のあと、‟彼”の落ち着いた歌声がつづきます。そしてコーラス部で‟彼女”の高音の歌声と‟彼”の低音がベストマッチング。『あなた愛してくれた 全て包んでくれた それはひだまりでした~♪』 すばらしい!! デュオはじめてのライブとは思えません。
かわってリズムカルなギターではじまるハンバート ハンバートの「横顔しか知らない」 会場は早くも盛り上がっています。
『 きょうもぼくは 用もないのに 我慢できずに 電話をかけた~♪~』 『 ~♪~きょうのところはあきらめようか だめでもともといってみようか~♪』 ハンバートの あの まったり感を余すところなく歌いつくしたお二人。 見事です。
3曲目は「点描の唄」 これは難易度の高い歌になります。始まりのアルペジオもキワモノ的な難しさです。『あなたの声で ほぐれてゆく わすれたくないと心が云う~♪』静かに始まった曲は、途中コーラスとなり『~♪ いつまでも いつまでも 続いてほしいと願っている~♪ 』と盛り上がり、会場いっぱいにふたりの愛情が満ちていきます。『~今日をかみしめよう 終わるな 夏よ 終わるな~♪』 いい曲ですね。悩みながらも選曲した甲斐がありましたね。
つづいての曲は、誰もが知っているスピッツの「楓」。声のトーンというのでしょうか、ふたりグミさんの声質はこの曲にピッタリです。『あ~♪~君の声を ♪~ 抱いて歩いていく あぁ~♪~ 僕のままで どこまで届くだろう♪~ 』 会場の皆さんがほれぼれと聞き入っていました。
つづいては、皆さんご存じの「カントリーロード」 こちらはまた「楓」とずいぶん違う雰囲気で、皆さんを楽しませてくれました。縦笛まで登場です。終わった後はアンコールの大合唱でした。
最後にうたってくれたのが ハンバート ハンバートの「おなじ話」 すっかりご自分たちの唄にしてしまっているお二人。今日のコンサート全体を通して感じさせていただいた「リラックス感」最高のゆる~い雰囲気で、いい感じで締めてくれたお二人。また、歌い終わった後に、本日出演されたみなさんお一人お一人のご紹介を、心を込めてされていました。素敵な人柄のいい感じの‟ふたりグミ”さんに、あらためて胸の奥がグッとなる心に残るミニコンサートでした。
来場者へのバレンタインチョコのプレゼントを準備するみなさん。
晴くんはなにやら、お仕事をしているようです。
「だめだめやめなさい。」 いやいや 晴くんはやめません。 そのうしろでまこたろう虫さんとふたりグミの‟彼女”が今日の反省会(?)の真っ最中でしょうか。
「ほら はやくおいで!」 と言われても、どこ吹く風の晴くん(見えません・・・)
晴くんが、おっとり刀で出てきて、やっと揃ったみなさん。 それでは最後に本日の出演者みなさんで集合写真を一枚! 「いち たす いち は~~?」 「に~~~っ!」 それでもやっぱり晴くんはこっちを見てくれませんでした。 「残念!!」
みなさんいいお顔をされています。本日は本当にお疲れさまでした。最高のパフォーマンスを見せていただきありがとうございました。次回も期待しています。外は路面が雪です。お気をつけてお帰り下さいね。