東京出張・新宿考
1月12日(木)から2カ月ぶりに東京に出張してきました。埼玉・川越での仕事がおわり、中央大学の研究室に寄ってリポートを届けた後、モノレールで立川まで出てそこで中央線に乗り換え新宿に向かいます。新宿駅東口で地上に出て、いつものように紀伊国屋書店から伊勢丹、そして名物寄席の末広亭をのぞいて、花園神社・ゴールデン街へと足を延ばしてきました。40数年前に初めて訪れた時から、すっかりこの街の魅力に心を奪われてきました。その後、就職して最初の赴任地が新宿西口の超高層ビル街の第一生命ビルだったこともあり、20代から30代の青春ど真ん中を、憧れの場所ここ新宿で過ごしたのでした。その後、本社のあった渋谷北参道からわずかの距離ということもあって、ずいぶんお世話になりました。今やこの街はわたしにとり「心のふるさと」と化し、いつ訪れても温かく迎えてくれます(・・・くれているような気がします。・・・多分くれていると思います。 くれているかな・・・?? ・・・くれていてほしい!!)。新宿は不思議な街です。西口には、日本を代表するビジネスの集積地である超高層ビル群がそびえたっています。東口から南口にかけては目を見張るような商業施設が連なります。特に新宿三丁目界隈は、文化度の高い一面があったり、新宿通りの伊勢丹本館やマルイ、ビックロ(ビックカメラとユニクロがコラボ)をはじめとする人気の商業施設が立ち並ぶ華やかな面を見せてくれます。そして新宿といえばなんといっても、カオスのような魅力を持った歌舞伎町やゴールデン街の華やぎが、世界的な人気を集める最大の要因です。何ともにぎやかで艶やかでそして不思議な街です。また、懐が深くてとても居心地のいい素敵な街でもあります。
・・・と、たいへん懐かしい新宿でしたが、田舎暮らし3年目の私には、いまとなっては少々気疲れのする「大都会」でもありました。歩き疲れて日が暮れて・・・、後ろ髪を引かれながらも今宵の宿・大泉学園にむかったのでした。