蔵のひろばのホッコリ・マッタリ

9月25日(日) 一関の「蔵のひろば」にある本物の蔵の中で、小さなライブコンサートが行われました。主催は金森さんファミリー。いつものように元気に『ぼく』が走り回る会場にはこのライブの最大の特徴である『ゆる~~い』雰囲気が見事に漂っています。そしてコーヒーのいい匂いも。この空気に触れたくて来る人が絶対いるはず!会場の後方にはジュースやコーヒーが自由に飲めるコーナーがあり、またおいしそうなケーキやお菓子が用意されています。

いつはじまるのかな~と、まったりかまえていたら、忘れたころにゆっくりとライブは始まりました。はじめはいつものように金森さんファミリー・ナチュラリズムによるゆる~いライブ。この何とも言えない学芸会的な雰囲気が最高の魅力です。元気な『ぼく』はいつものようにみんな(会場にいる全員)の注意を一心に集めまくり、恥ずかしがり屋の『お姉ちゃん』は恥ずかしさを乗り越えてかわいくやさしい歌声を聞かせてくれました。金森さんの味のあるゆる~いギターのリズムにおかあさんの優しい歌声。ナチュラリズムさんのこのホッコリ・マッタリに、どれだけ癒されていることか・・・。本当にありがとうございます。次回のライブも必ず呼んでくださいね。よろしくお願いします。

いい感じでゆる~い雰囲気の金森さんご一家・ナチュラリズム

いろいろなライブで腕を磨いてきた逢坂俊彦さんによる単独ギターライブは、吉田拓郎の曲から始まりました。飾らない「体操のおにいさん」的な雰囲気とその優しい歌声に人柄の良さがにじみ出ています。ちょっと照れながらのトークも、ホッコリ・マッタリの今回のライブにぴったり。最後は会場のみなさん全員を巻き込んでの24時間テレビ感動のテーマ曲「サライ」で見事に締めてくれました。いいひ旅立ち、いいひと逢坂さん・・・。ありがとうございました。

「体操のおにいさん」みたいな逢坂俊彦さん

一関cajonグループのみなさんによる、全員参加型の愉快なカホンドラムライブ。開始前にグループの皆さんお手製の、小豆が入ったマラカスが配られました。ちょっと振ると何とも言えないいい音色がします。音は完全に本格的なマラカスです。シャッシャッ、と振ってみると『これなら自分でもできる!』と音痴なワタシに自信を持たせてしまう、なんとも不思議な魔法の楽器です。そして会場のみなさん全員による全員参加のライブはどんどん盛り上がります。なのはなプラザで毎週鍛えあげられたグループの皆さんのカホンドラムのリズムを存分に楽しませていただきました。やっぱりこのリズムはサンバにぴったり!!『マツケンサンバ』は大いに盛り上がりました。

開場を大いに盛り上げてくれた一ノ関cajonグループのみなさん

そうぞうノスタルジー、Hirokiさんとmaiさんのお二人による『想像を超えた』本格的なミニコンサート。さすがにCDを出されているだけのことはあります。会場の皆さんの心を見事につかんで緩急自在に素晴らしいデュエットを聞かせてくれました。

感動のデュエット・そうぞうノスタルジーのおふたり

アンコールに応えてくれた曲は、ピアノのmaiさんのふるさとである港町を題材にした「あおのまち」。『ここは 青 あお 青の街 ~ 』と、しっとりとした歌声が大変印象的な曲です。アンコールに『にぎやかな曲か静かな曲、どっちがいい?』の問いかけに、多数決で決定した「静かな曲」は、会場の皆さんの心をしっかりつかんでしまいました。暮れゆく夕陽をうけながら歌うふたりは、曲の世界に完全に溶け込んでいるかのようです。来週の日曜日には、一関の川崎にある常堅寺でのライブコンサートに出演されるとのこと。そちらでもたくさんの皆さんの心をぎゅっと掴んでしまうんでしょうね。感動的なデュエット、ほんとうに素晴らしかった。ありがとうございました。

最後は印象的な曲「あおのまち」で締めくくってくれました

本日出演の皆さん本当にごくろうさまでした。会場の設営から飲み物・食べ物の準備、そして最後は会場の撤収に至るまで大変お疲れさまでした。ありがとうございました。