今年の中尊寺ハス
7月1日 我が家の近くのハス田に、今年も中尊寺ハスがキレイに咲きました。
昭和25年に行われた藤原三代の遺体調査の際、泰衡の首桶の中から見つかったのが百粒あまりのハスの種。なぜ泰衡の首級とハスの種が一緒に葬られていたのか・・・、たいへんミステリアスな話ではあります。 その種の中から5粒を、大賀ハスで有名な大賀博士が研究資料として持ち帰ります。それから数十年・・・。大賀博士の弟子にあたる恵泉女子大学の長島時子教授が丹精をこめて育て続けます。そしてついに平成10年7月、900年の眠りから覚めたハスの種が見事な花を咲かせたのでした。いかがですか 千年の眠りから甦った古代ハス。900年前もこんな可憐な姿を、当時平泉に身を寄せていた義経や弁慶にも見せてくれていたのでしょうか・・・。